インクジェットプリンタ EPSON PM-890C


EPSON製のインクジェットプリンタです。
『電源入らない』という品をオークションで入手しました。

※写真は、到着直後のものです。

到着して梱包を解いていた所、電源コードのプラグが写真のように交換されていました。

このプラグの取り付けがマズイのかな?と調べてみました。
しかし、取り付けはかなりアバウトでしたが、テスターで計ったところ導通はあるようでした。

よって、電源が入らない原因は本体に有るようです。

カバーを外すには、写真の矢印部分のネジ5本を外します。
(※黄色の矢印部分のネジは、本体背面にあります。)

ネジを外して、カバーを上に持ち上げれば、簡単に外れると思います。

電源基板は本体の底の部分に入っていますので、ソコを開きます。
写真の矢印部分のネジ8本を外します。

ネジを外したら、プリンタケーブルのコネクタを持って手前に引っ張れば、写真のように基板一式が外れてきます。

写真右側が電源基板です。

ここで、電源基板をザッと見てみたところ、ヒューズが切れているのを発見しました。
(写真赤丸の部分です。)

もしかして、ヒューズを交換すれば直るんじゃ?と淡い期待を持ちます。

が、そんな期待は見事に裏切られます(笑

交換したヒューズも見事に飛びました・・・ ○| ̄|_

原因を調べるために、一次側と二次側を切り離してみてもヒューズが飛びますので、原因は一次側にあると考えました。

テスターで色々な部品を計っていたところ、明らかに怪しい数値を示すFETがありました。
端子間(ベース、エミッタ、コレクタ)をどんな組み合わせで計っても0オームを示します。

どうやらこのFETが内部でショートしているのが、ヒューズの切れる原因のようです。よって、このFETを交換します。



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